YouTube・動画BGMの著作権完全ガイド——フリー音楽サービス6選と安全な使い方

YouTube動画BGMの著作権ガイド 引用・転載ルール

YouTube動画にBGMを付けたいけど、著作権が心配——そんな動画クリエイターの悩みは非常に一般的です。間違った楽曲を使えば収益化停止・動画削除・チャンネル凍結のリスクがあります。

この記事では、YouTubeのBGM著作権の基礎から、安全に使えるフリー音楽サービスの一覧まで、実務レベルで解説します。

この記事でわかること
・YouTubeのContent IDと音楽著作権の仕組み
・楽曲を無断で使った場合の3つのペナルティ
・YouTube Studioのオーディオライブラリの活用法
・安全に使えるフリー音楽サービス6選とその注意点
・JASRACなど著作権管理団体との関係

1.YouTubeのContent IDと音楽著作権の仕組み

YouTubeは「Content ID」というシステムで、アップロードされた動画の音声を自動スキャンし、著作権管理されている楽曲と照合します。一致が検出されると、権利者の設定に応じて次の3つのいずれかが適用されます。

Content ID一致時の対応
・収益化:権利者が動画の広告収入を受け取る(クリエイターは収益を得られない)
・動画のブロック:特定の地域または全世界で動画が視聴不可になる
・動画の削除:著作権侵害の申告が入り、チャンネルへの警告(ストライク)が付く

2.安全に使えるフリー音楽サービス6選

① YouTube Studioオーディオライブラリ

YouTube公式が提供するライブラリ。YouTube上での使用は基本的にContent IDの問題なし。楽曲によってはクレジット表記が必要なものがあります。

② Artlist(月額制・商用OK)

映像クリエイター向けの定額制音楽ライセンスサービス。サブスクリプション期間中にダウンロードした楽曲は期間終了後も使用可能。YouTube・SNS・商業映像まで幅広く対応。

③ Epidemic Sound(月額制・商用OK)

プロクリエイターに人気の音楽サブスク。Content IDのクレームが入らない仕組みで、YouTube収益化との相性が良い。

④ DOVA-SYNDROME(無料・日本語)

日本発のフリー音楽素材サイト。商用利用・YouTubeへの使用が可能なものが多いが、楽曲ごとの利用規約を必ず確認すること。

⑤ 魔王魂(無料・日本語)

ゲーム・映像系BGMが充実。商用利用可能な楽曲が多いが、一部に条件あり。サイトの利用規約を参照のこと。

⑥ Pixabay Music(無料)

Pixabayが提供する無料音楽ライブラリ。Pixabayライセンスに基づき商用利用可能。

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3.JASRACとYouTubeの包括契約

YouTubeはJASRAC(日本音楽著作権協会)と包括契約を結んでいます。これにより、JASRAC管理楽曲は一定の条件のもとでYouTubeで使用できます。ただし、収益化している動画では広告収入の一部が権利者に支払われる形になります。

JASRAC管理楽曲かどうかは、JASRACの「J-WID」データベースで確認できます。

よくある質問(FAQ)

Q1. カフェやお店で流れていたBGMをそのまま動画に入れて投稿しても大丈夫ですか?
・A. 大丈夫ではありません。BGMの著作権は楽曲の著作者(作曲家・作詞家)および録音物の著作隣接権者(レコード会社等)に帰属しており、許諾なくYouTubeに投稿することは著作権侵害になります。
Q2. フリー音楽と書いてあったのにContent IDのクレームが来ました。どうすればよいですか?
・A. まずそのフリー音楽サービスの利用規約とライセンス証明を確認します。正規の利用であれば、YouTubeのContent ID異議申し立てフォームからライセンス情報を提出して異議を申し立てられます。
Q3. BGMなしの動画は著作権の問題が起きませんか?
・A. BGMがなければ音楽著作権の問題は起きませんが、動画に映り込んでいる音楽(テレビ・ラジオ等)が問題になる場合があります。収録場所の環境音にも注意が必要です。

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