YouTubeサムネイルの著作権——NG例と安全な素材の選び方・作り方

YouTubeサムネイルの著作権 引用・転載ルール

YouTubeのサムネイルは再生数を左右する重要な要素ですが、著作権に違反したサムネイルは削除・チャンネル停止のリスクがあります。「目立つサムネを作りたい」と思うあまり、NGな素材を使ってしまうケースも少なくありません。

この記事でわかること
・YouTubeサムネイルに著作権が適用されるケース
・よくあるNG例(映画・ゲーム・漫画の画像等)
・著作権OKのサムネイル素材の入手方法
・「フェアユース」は日本では使えない理由
・著作権違反サムネイルへのYouTubeの対応

1.サムネイルも著作物の一部——著作権が適用される

YouTubeのサムネイルは、動画のタイトル・顔写真・キャプションなどを組み合わせた画像です。サムネイル自体も創作性があれば著作物になりますが、サムネイルに使用する素材が第三者の著作権を侵害していないかが重要です。

2.よくあるNG例

NGなサムネイルの素材例
・映画・ドラマの場面写真(権利者の許諾なく使用)
・漫画・アニメのキャラクターイラスト(出版社・著作権者の許諾なし)
・ゲームのスクリーンショット(ゲーム会社のガイドライン外の使用)
・他人が撮影した写真や作成した画像の無断使用
・有名人の写真(肖像権・著作権の両方が関わる)

3.安全に使えるサムネイル素材

自分で撮影・作成したもの

自分で撮影した写真、自分で描いたイラスト、自分で作ったグラフィックは著作権の問題がありません。

CCライセンス素材

クリエイティブ・コモンズライセンスの中でも「CC0」「CC BY」「CC BY-SA」(商用利用可のもの)は比較的自由に使用できます。ただしライセンスの条件を正確に確認すること。

フリー素材サービス

Pexels・Pixabay・Unsplashなどの商用利用可の素材。ライセンス確認は必須。

ゲーム・映画の公式許可範囲

多くのゲーム会社はゲーム実況・ゲームの画像使用に関するガイドラインを公開しています。ガイドラインの範囲内であれば使用可能です。

著作権リスクが気になり始めたら、まず自己診断から。EJIS LENSでは、自治体・企業向けの著作権リスクチェックリストを無料提供しています。

4.「フェアユース」は日本では使えない

アメリカの著作権法にある「フェアユース」は、批評・報道・教育等の目的で著作物を許諾なく使用できる例外規定です。しかし日本の著作権法にはフェアユース規定がありません。日本のYouTuberが「フェアユースだから大丈夫」と主張しても、日本法では通じません。

よくある質問(FAQ)

Q1. ゲームのスクリーンショットをサムネイルに使うのは著作権侵害ですか?
・A. ゲーム会社の公式ガイドラインによります。多くのゲーム会社はYouTubeでのゲーム実況・画像使用を一定の条件のもとで許可していますが、ガイドラインがない場合や条件外の使用は侵害になる可能性があります。
Q2. 有名人の顔写真をサムネイルに使っても大丈夫ですか?
・A. 著作権と肖像権の両方が問題になります。報道目的であっても、YouTubeのサムネイルとして有名人の写真を無断使用することはリスクがあります。公式プレス素材やCreative Commonsライセンスの写真を使うか、許諾を取ることを推奨します。
Q3. 著作権違反のサムネイルをYouTubeに報告されると、チャンネルはどうなりますか?
・A. 著作権侵害の申告が認められると、動画の削除またはチャンネルへの著作権警告(ストライク)が付きます。3回のストライクでチャンネルが永久停止になります。サムネイルだけでなく動画全体が対象になることがあります。

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